モーツァルト:フィガロの結婚 ハイライツ モーツァルト:フィガロの結婚 ハイライツ
ベーム(カール)   ユニバーサル ミュージック クラシック   ユニバーサル ミュージック クラシック   ベーム(カール)  
実は変わった演奏
日本のモーツアルト洗礼は、ドイツ系の指揮者のもので始まっている。なかでも、音質が良くなったレコードではベームとカラヤンが双璧だった。ウィーン風モーツアルトが「本場」だ、と。だが、例外を除けば、モーツアルトのオペラは、間違いなく「イタリアオペラ」だ。言葉も勿論イタリア語。それを、非常に器楽的な声楽処理を行うベームの演奏をなにか「スタンダード」と捉えていた時期があった。私もそうだったが、全くの誤解だった。モーツアルトのオペラブッファは、イタリアオペラの範疇で考えるべきで、ロッシーニはその後続だ、と。むしろスタンダードを想定するならジュリーニが指揮したり、タッディやブルスカンティーニやシエピが歌ったモーツアルトが本当のはずだ。この盤は、ドイツ系歌手で占められ、その整然とした演奏は美しく魅力的だが、今となっては、ポイントがなく退屈かもしれない。目玉は、エディト・マティスで、愛らしくもスタイリッシュな歌唱は理想的。ディースカウはやはり柄ではなく、プライは上手いが、いまとなっては、ありきたりな役作りな感じがする。ヤノヴィツツは役作りが平凡すぎ、マティスに少し声が似ていてよくない。トロヤノスは残念ながらヴァルツアのケルビーノの歌唱で過去のものとなった。

[茂木健一郎 監修]すべては音楽から生まれる(2)脳とシューベルト [茂木健一郎 監修]すべては音楽から生まれる(2)脳とシューベルト
オムニバス(クラシック)   エイベックス・エンタテインメント   エイベックス・エンタテインメント   ヤンドー(イエネ)  

シューベルト:歌曲集「冬の旅」 シューベルト:歌曲集「冬の旅」
フィッシャー=ディースカウ(ディートリヒ)   EMIミュージック・ジャパン   EMIミュージック・ジャパン   シューベルト  

シューベルト:白鳥の歌 シューベルト:白鳥の歌
フィッシャー=ディースカウ(ディートリヒ)   EMIミュージック・ジャパン   EMIミュージック・ジャパン   シューベルト  

マーラー:交響曲「大地の歌」 マーラー:交響曲「大地の歌」
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 バーンスタイン(レナード)   ユニバーサル ミュージック クラシック   ユニバーサル ミュージック クラシック   マーラー  

誰も寝てはならぬ/珠玉のオペラ・アリア集 誰も寝てはならぬ/珠玉のオペラ・アリア集
オムニバス(クラシック)   ユニバーサル ミュージック クラシック   ユニバーサル ミュージック クラシック  

ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」(抜粋) ワーグナー:楽劇「ニーベルングの指環」(抜粋)
カラヤン(ヘルベルト・フォン)   ユニバーサル ミュージック クラシック   ユニバーサル ミュージック クラシック   カラヤン(ヘルベルト・フォン)  
確かに音は豪壮華麗と思います。
抜粋であることから、これをもってカラヤン盤の真価を評することはできないと思いましたが、とにかくラインへの旅を聴き比べたくて購入しました。声が入っていることから当然ショルティやクナと比べなければと思いますが、まずこれはちょっとと思ったのはブリュンヒルデとジークフリートの声。夜明けからブリュンヒルデが歌い出す直後まではなかなかいいじゃないかと思ったのですが、その後がどうも好きになれない。どこかの本で声を抑えたと書いているものもありましたが、ショルティやクナと比べると自然に聞こえず、いよいよジークフリートが旅に出るというところではとんでしまっていないかと思えてしまう。部分部分ではいいところもあるため、少々残念に思いました。また、ジークフリートもどこかしか弱い感じを受け、二人が掛け合っているところはどうも時間が長く感じました。しかし、嫌いな感じは受けず、鑑賞には充分だと思います。なお、カラヤンの演奏は相変わらず速く、もっとじっくり聴かせてくれてもいいのにと思うところもしばしばありました。ただ音の豪壮華麗さは、当時最高潮と言われた彼とベルリン・フィルの力をまざまざと感じさせるものでした。結局、何だかんだ言ってもどこかしかを毎日聴いています。

ブリテン:カンティクル 全曲
ブリテン(ベンジャミン)   ユニバーサル ミュージック クラシック   ユニバーサル ミュージック クラシック   ブリテン(ベンジャミン)  

シューベルト:歌曲集「冬の旅」 シューベルト:歌曲集「冬の旅」
フィッシャー=ディースカウ(ディートリヒ)   ユニバーサル ミュージック クラシック   ユニバーサル ミュージック クラシック   シューベルト  

ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの芸術 [DVD] ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウの芸術 [DVD]
ディースカウ(ディートリヒ・フィッシャー)   ディースカウ(ディートリヒ・フィッシャー)   ユニバーサル ミュージック クラシック   ユニバーサル ミュージック クラシック   マーラー  
フィッシャー=ディースカウの最盛期の映像が見られる!
家にあるCDで一番多いのはディースカウの演奏で、
リートを集中的に聴いていた頃は、彼の演奏ばかりを聴いていました。
今思えば、バレンボイムの伴奏の「冬の旅」あたりから、
声に輝きが少なくなってきて、それ以降に録音されたCDは買わなかったものですが、
このDVDは、彼の40代の演奏が見られて、本当に喜んでいます。

1枚目のオペラは、以前に買ったフィガロからの抜粋が長く、
少しダブって嫌でしたが、その後はどれも初めて見るもので、
バイエルンの「アラベラ」「影のない女」や、ドイツ語版の「外套」も、
どれもとてもワクワクして見られますし、
「リア王」は、CDでも聴いたことがなく、とっても劇的なので感激です。

2枚目はサヴァリッシュの伴奏のリート・リサイタルですが、
これも油ののった時期の演奏で、惚れ惚れする歌です。
どれもスタジオ録画で、その分単調なのは否めませんが、十分楽しめます。
最後の若くて凛々しいディースカウが、これまた若いマゼールの指揮で歌う
マーラーの「亡き子をしのぶ歌」もまた見物です。
私はマーラーには今まで関心がなかったのですが、
こうして初めてDVDを手にして、しかも素晴らしい歌唱で、
なんだかマーラーにも触手が伸びそうです。

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