夜の女王のアリア~コロラトゥーラの女王
グルベローヴァ(エディタ) ワーナーミュージック・ジャパン ワーナーミュージック・ジャパン J.シュトラウス
この素晴らしい歌唱がこんなに廉価で聴けることに感謝しています
『魔笛』は、エディタ・グルベローヴァが1970年にウィーン国立歌劇場で本格的なデビューを飾った思い出の曲です。このCDに収められている有名な「地獄の復讐が私の心の中に」は、コロラトゥーラ・ソプラノにとって試金石のようなアリアですが、ここまで完璧に歌われますと、他のソプラノが霞んでしまいます。「世界最高峰のコロラトゥーラ」という称号は彼女のためにあるようなものです。普通のソプラノ・レッジェーロ・コロラトゥーラという軽くて転がすような声質では、この夜の女王は歌えません。それに加えて力強い表現力が必要とされることもあって難曲となっています。
このアリアに最高音のハイFをいとも簡単に力むことも無く軽く響きをもってあてるグルベローヴァのテクニックには感嘆するしかありません。クリスティーナ・ドイテコム、スミ・ジョー、ルチア−ナ・セッラ、ナタリー・デッセイと素晴らしいコロラトゥーラは他にもいますが、グルベローヴァの歌唱を第1に挙げたいと思っています。
ドニゼッティの『ランメルモールのルチア』もコロラトゥーラにとって大切な歌劇の一つです。グルベローヴァの歌う狂乱のルチアは当代随一とも言われており、素晴らしい歌唱を聴くことができます。完璧ですね。とても安定感がありますし、卓越した表現力も随所に散りばめられています。
ヴェルディの「椿姫」のアリアやJ.シュトラウス2世のオペレッタ「こうもり」のアリアも役柄を的確に掴んだ歌唱ですから、多くのオペラ・ファンを満足させるものだと思います。
魔笛のアリアだけでも価値があります。
人間の出せるであろう最高の高音を歌うアリア「地獄の復讐が私の心の中に」を、これほど見事に歌えるのはグルベローヴァほか数えるほどしかいないと思う。この一曲だけでも価値があるが、他の楽曲も見事に歌いこなしているのは見事としか言いようがありません。
当ディスクについて
第8曲『椿姫』で「花から花へ」が抜けているのは、尻切れとんぼだ。
技巧を示す凄絶な歌唱である。但し、美しさは聴く者の知性と感性が決める。
グルベローヴァは、弱音は良いが、強音になると・・・・・・。
たとえ録音が悪くても、カラスは非常に素晴らしい。また、ジョーは、コロラトゥーラの難曲を美しく歌うことができる。
さむい
透徹した声が素晴らしいグルベローヴァのアリア集。
愉悦感に陶然とさせるのではなく、感覚を覚醒させるような歌唱は、非常に現代的といえるかもしれません。
自家薬籠中のルチアにはいろいろな録音が出ていますが、ここに収められている、張り詰めた美しさは息をのむほどです。
しかしなんといってもロザリンデが凄い。アーノンクールのスローテンポにグルベローヴァの気高い歌唱があいまって、これがオペレッタだなんて到底信じられない、惜寂感漂う一曲になっているのです。
買って後悔ないはず。
何度も聴き入る魅力
グルベローヴァが最も得意とする数々のアリアの詰まった1枚。
特に《魔笛》夜の女王のアリアは素晴らしく、高音が見事で聴いていると声ではなく、まるでフルートの音のようだ。
コロラトゥーラのの超越技巧、グルベローヴァの音楽的センスが見事に調和し何度も聴き入ってしまう名曲の数々。
モーツァルト:コンサート・アリア集
グルベローヴァ(エディタ) ワーナーミュージック・ジャパン ワーナーミュージック・ジャパン モーツァルト
すばらしい歌唱力
一流のソプラノ歌手のすばらしい1枚のデスクです。臨場感あふれる録音には、参りました。実際に直に聴いてみたいと思う歌手です。
値段も手頃で、実は名前だけで買ったのですが、これは当たりでした。
人間の声を愛したモーツァルト。彼に愛された歌手たちを彷彿とさせるグルベローヴァの歌唱
このモーツァルトのコンサート・アリア集8曲中、K.416, 418, 419, 538の4曲は、モーツァルトの妻コンスタンツェの実姉であるアロイジア・ランゲのために書かれたものである。
アロイジアは、モーツァルトが定職のない貧乏作曲家であった頃、すでに人気プリマ・ドンナであったこともあって、モーツァルトの求婚を断わりモーツァルトに深い失恋の痛手を負わせた。しかし、二人の親交はその後も続き、モーツァルトは彼女のために多くのコンサート・アリアを書いた。上記の作品からは、アロイジアの優れた歌唱力を、うかがい知ることができる。
それにしても、おそるべし、グルベローヴァ! アーノンクール指揮ヨーロッパ室内管弦楽団のサポートのもとに、見事なコロラトゥーラの歌唱を聴かせてくれる。しかも、全曲ライブ録音(各曲に拍手が入っている)であることは、彼女の卓越した歌唱能力の証といえよう。1991年6月の臨場感溢れる録音。
ドニゼッティ:歌劇《ロベルト・デヴリュー》 [DVD]
グルベローヴァ(エディタ) グルベローヴァ(エディタ) ユニバーサル ミュージック クラシック ユニバーサル ミュージック クラシック ドニゼッティ
グルベローヴァの80年ザルツブルグ (Mendelssohn; Schubert; Strauss, R - Lieder)
ORFEO ORFEO シューベルト
狂乱の場
グルベローヴァ(エディタ) EMIミュージック・ジャパン EMIミュージック・ジャパン ドリーブ
エディタ・グルベローヴァ ベスト・アリア集
グルベローヴァ(エディタ) キング・インターナショナル キング・インターナショナル ベッリーニ
超高域を変幻自在に表現するコロラトゥーラ・ソプラノは、ベルカント・オペラの華。その寿命には限りがあり、短く、やがて声質は落ち着くとともに、レパートリーも変化していくのが普通である。
巨匠ベームに見出され、1980年代にツェルビネッタや夜の女王の役でオペラ界に衝撃を与えたグルベローヴァが、20年もたつ現在に至っても、史上最強のコロラトゥーラの女王として君臨し、芸境をさらに極めつつも、埋もれたベルカント・オペラのレパートリーを開拓しているのは、彼女の不断の努力と稀有の天才のなせる業であり、ほとんど現代の奇跡に近い。
このCDには彼女の得意中の得意とするドニゼッティ「ランメルモールのルチア」「アンナ・ボレーナ」、ベッリーニ「夢遊病の女」「清教徒」の4つの「狂乱の場」の名アリアがライヴ録音で収録されているが、いずれもグルベローヴァ以外の誰にもなしえない、羽根のような柔らかさと鋼のような強靭さをあわせもった極限的名唱である。
グルベローヴァの歌が、あまりにもウルトラC級の完璧な声のコントロールと意志を感じさせるために、それを冷たいという人もなかにはいるが、それは表面的な印象だ。微妙な旋律のなかに潜む美を、すべて克明に浮かび上がらせるあの独特な歌唱は、なんと深いドラマへの没入と熱い情感を生み出していることだろう。何度聴いても感動する。
ベルカント・オペラになじみのない人にこそ聴いてほしい「狂乱の場」の精華である。(林田直樹)
グルベローヴァ/コロラトゥーラの芸術 [Import]
グルベローヴァ(ソプラノ)/ ORFEO ORFEO アルディーティー
リサイタル
グルベローバ(エディタ) ポリドール ポリドール モーツァルト
モーツァルト 歌劇《魔笛》全曲 [DVD]
モル(クルト) サヴァリッシュ(ヴォルフガング) ユニバーサル ミュージック クラシック ユニバーサル ミュージック クラシック サヴァリッシュ(ヴォルフガング)
やっぱり面白い!
久しぶりに魔笛の舞台を見に行くので、ストーリーを思い出すために
このソフトを引っ張り出してきて見ました。
おとぎ話的な要素をメインにしたオーソドックスな舞台作りは、
何度見ても飽きがきませんし、未だに素晴らしい歌手陣に再度驚いてしまいます。
高音に至るまで声が自然に伸びるグルベローヴァの歌唱は
彼女の全盛期の一番いい頃の記録ですし、
亡くなってしまったポップの理性的な歌唱もとっても素晴らしいものです。
モルのビンビンと響き渡る低音や、若々しいアライサの瑞々しい声も、
ブレンデルや3官女も、どれも本当に満足のいく歌唱です。
現代ならもっと演出家や指揮者の力が大きくなっていて、
こんな風に歌手たちが伸び伸びと歌う演奏は少ないかも知れません。
とっても価値ある一枚だと思います。
素晴らしいの一言に尽きる
よく『オペラの初心者に』とか『オペラの入門に最適』などと推薦される『魔笛』ですが、
このサヴァリッシュ盤は本来の『魔笛とは誰のためのオペラか』を理解している人のために細部まで演出された傑作。ザラストロの神殿が一番それを物語っている。
役者・演奏・演出・美術のどれをとっても素晴らしく、良いところを挙げれば本当にきりがないが、では『欠点は?』と訊かれても答えが見つからない。
録音技術の問題から、演者の身体の向きによって音量(声量)が変わるのを気に入らない人もいるかも知れないが、
実際の舞台で観ていれば当然のことなので欠点にはならないでしょう。
こんな素敵な舞台をDVDで何度も観れるなんて、何とも幸せである。
何度観ても飽きない舞台
優れた『魔笛』のDVDには、(1)今回再発売された、本作。ザバリッシュ指揮、バイエルン国立歌劇場、1983、(2)ベルイマン演出、スウェーデン放送響、1974、(3)レヴァイン指揮、メトロポリタン歌劇場、1991、(4)ゲネンヴァイン指揮、マンテイ演出、ルードヴィッヒスブルグ音楽祭、1992、などがある。それぞれ特徴があり、(2)はベルイマン好みの北欧の美男美女が、(3)はキャサリーン・バトルのパミーナが楽しめる。(4)は、現代の前衛的演出によるもので、研ぎ澄まされたスタイリッシュな美しさが印象的。
『魔笛』は一種のメルヘンなので、いくらでも過激な演出が可能である。2006年来日したコンヴィチュニー演出は、現代に場を移した衝撃的なものだった。しかしモーツァルトの原作に忠実な上演という点で、本作は大変優れている。とりわけ、ルチア・ポップのパミーナは素晴しく、彼女の代表作の一つとなった。夜の女王のグルベローヴァや、パパゲーノ役のブレンデルも当たり役だ。私は、『魔笛』のもっとも魅力的なキャラは、パパゲーノとパミーナであり、彼らこそ本当の主人公だと思うのだが、本作でも、第一幕の二人のデュエット「Mann und Weib」は限りなく美しい。最後の「パ、パ、パ」のところも、可愛い子供たちの溢れるほほえましい演出。
オーソドックスな魅力の大切さを改めて実感させてくれる演出
一時は久しく品切れ状態になっていたりもしたサヴァリッシュの『魔笛』のDVDが、DTS音声と原語字幕をともなって復活しました。この盤の上演は、しばしば「オーソドックスな演出」と表現されています。そして現代ではあまりオーソドックスな演出を好まない風潮が、一部の評論家の方々などの間に見られます。しかし、特にドイツ系オペラの場合、もともと非現実的な童話的・神話的な題材が多いのですから、特にオペラ初心者の方々は、最初からあまり奇をてらったような演出を見てしまうと、もとの話がどういうストーリーなのかよくわからなくなってしまうでしょう。その点、この盤なら安心して初心者の方にも薦められます。無論、オーソドックスなだけが取り得の演奏というわけではなく、歌手・指揮者・オーケストラのいずれもまずは非の打ち所のない演奏をしてくれています。名実共に『魔笛』の代表的名盤と言ってよいものでしょう
献呈~R.シュトラウス:歌曲集 赤いバラ/献身/なにも/他
グルベローヴァ(エディタ) ワーナーミュージック・ジャパン ワーナーミュージック・ジャパン R.シュトラウス
流石に巧い!
以前38曲入りで売り出されたものの編集版。
グルベローヴァの声がまだ瑞々しいころのもので
素晴らしいの一言に尽きます。
シューベルトやシューマンと違って、シュトラウスになると、
これだけまとまって録音されることはあまりないと思います。
勿論フィッシャー=ディースカウは別として、
女性ではポップやノーマンなどがありましたが、いずれも一枚ものでした。
ソプラノの声を愛し、楽劇でもソプラノに美しい旋律を与えるシュトラウスのこと、
やはりソプラノでしっかり聞きたいものです。
中にはグルベローヴァの声にあまりあってないんじゃないかと思えるものもあり、
ヒヤヒヤしながら聞かなければならない曲もありますが、
大半が大満足できる曲です。
高音ののびは素晴らしいし、ソットヴォーチェも息を呑むできです。
有名な曲はすべてカヴァーしているし、
シューベルトやシューマンでリートが好きになった人には必携のアルバムです。
リヒャルトシュトラウスの歌の世界にどっぷりつかろう!!
これだけまとめて、リヒャルトシュトラウスの歌曲を
聞けるCDは他にはないでしょう。
彼女の発声、ドイツ語の発音、どれをとっても
クラシックファンにはもちろん素晴らしい音楽であると同時に
声楽学習者にとって、とても参考になるCDとなっている。
有名な献呈、万礼節、子守唄などどれもうっとりと聞きほれてしまう。
地味なCDかも知れないが、このようなCDが長く発売され続ける事を
望むし、そのようなクラシックCDマーケットであってほしい。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 » [13]
合計件数:121 合計ページ数:13